2009年 10月 18日
チャルカといっしょに東欧雑貨を探す旅vol4 |
刺しゅうと手仕事の町をじっくりめぐるディープな旅
今日は起きると大雨です。雨の町をウロウロするのも楽しい物。
今日はメゾセグ地方のシクという村の久保さんのお友達カーロイさんのお宅を訪ねます。
バスに乗ってどんどん田舎に行きます。
ガタガタ道を揺られていくと民族衣装を着たおばあちゃんが!とうとう来たんだ!
カーロイさんとカーロイさんの奥さんが笑顔で迎えてくれます。
カーロイさんも奥さんも親戚の方々も本当に優しそうな笑顔でステキな方々。
おうちもすっごくカワイイ。
刺繍ものや織物が飾られていてすっごくステキなインテリアです。
カーロイさんの仕事をする様子も見せてもらいました。
編み機でニットを編んでいるところ。
それからカーロイさんの作られた(デザインをカーロイさんがして、
近所のおばあちゃん達がレース編みをしてくれるそう)物やアンティークを見せてくれて
ワタシ達にもわけてくれました(わけてくれたというより根こそぎ持って帰ってきた感じ)
お昼はカーロイさんの奥さんの手作りのごはんをごちそうになりました。
スープに特製ロールキャベツに揚げパンのデザート。
ロールキャベツは24時間煮込んだナイフがいらないくらいトロリ。
山ほど作ってくれて食べれなかったので、残りを夕飯に包んでもらいました。
食事の後はお隣のおばあちゃんのおうちにおじゃまします。
これまたかわいいおうちで民族衣装を着たおばあちゃんが刺しゅうの実演をしてくれます。
こちらでも民族衣装を着る方はご高齢の方だけになってしまい、
70歳以下の方はほとんど着られないそう。
残念だけど日本でも着物を着る人がほとんどいないから
ずっと着て欲しいなんて簡単には言えませんね。
温かいもてなし、温かい手仕事、カーロイさんみなさん本当にありがとう。
身も心もほっこりしたらもうお別れの時間。
言葉が通じなくてありがとうしか言えないけど、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
お腹も胸もいっぱいになって次はクルージュナポカの民族博物館に。
ここにも民族衣装や昔の人が使っていた道具、写真などが飾られています。
刺しゅうもたくさん。まさにアンティークなのです。
色合いが可愛くてステキで1日居ても楽しいと思います。
ここでは念願の刺しゅうの本を手に入れました。ものすごく重いけど迷わずに買いました。
今日の夕食はカーロイさんのお宅でいただいた昼食の残りをゆっくりとホテルで頂きます。
by tete_fuu
| 2009-10-18 16:06
| お出かけ