2016年 02月 12日
慎重に進めています |
ステッチを終えたモノを仕立てる時は
布目を真っ直ぐに裁断するために織布を一本抜いてからハサミを入れます。
ざっくりと平織りされているリネン生地なら
織布を一本引っ張ったらスーッと抜けるのです。
しかしこちらは古い手織りのリネン。
しっかり織られているのか、手紬の糸で太さが均一ではないのか
引っ張ってもプチっと切れてしまいます。
なので少しずつ少しずつ抜いていきます。
この抜いたところを案内線にしてハサミを入れます。
多少手間暇がかかってもステッチが歪んで縫い上がったりしたら失敗なので
これは面倒がらずにゆっくり焦らず慎重に作業します。
最近はすっごく空気が乾燥していますね。
とにかく作業をしていると瞬きが減るのか目が乾燥して大変です。
目がガビガビに乾燥して目薬の減りがハンパないです。
by tete_fuu
| 2016-02-12 14:48
| チクチク